讃岐・高松 八十五番八栗山麓 お遍侶宿 讃岐屋 高柳館
トップ お遍路相談窓口 当館の歴史 当館のご案内 交通のご案内 予約お問合せ 周辺霊場・施設のご案内 リンク集

当館のご案内
お一人様一泊二食付で \6,500(税込)となります。
素泊り宿泊は、\4,000(税込)となります。
団体その他はご予算に応じてご相談させていただきます。


 出会いと感動の遺産

 聖地を求めて人が旅をする巡礼の道は、日本国内、のみならず世界各地に数多く存在するものです。その中で、唯一お遍路さんの愛称でよばれる、四国八十八ヶ所霊場巡りの道は、全国的に有名で、遍路に出ると言えば、四国霊場巡りと察する程の知名度があります。昔よりこの地の人々は、お遍路さんの鈴の音と共に春が来たと感じる程、他国の人を違和感無くむしろ好感を持って受け入れて来た歴史と文化があるのです。

 それは、単に宗教的なのものでなく、彼らが優れた政治、経済、文化の知識と知恵を持った体験者で有り、叉、其の情報の伝達者だからです。四国の人々は、お遍路さんとの交流を大切にし、叉彼らに、施しでは無く心より感謝を込めて持成す風習が、善根とか、お接待という行為を生み出したのではないでしょうか。

  年間50万人近く四国に遍路として訪れる中、近年では、四国島内の道路時状も良く整備され簡単に霊場巡りが出来るようになった、反面、寺前では、白装束姿の人々がわき目も触れず足早に車に駆け込む光景が多く見受けられるようになりました。莫大な予算使っての観光誘致も結構だが、訪れる人達も大切に扱う事も、そして、もっと地元人々と彼らとの、交流の場をもつことを行政の方も模索していただきたい、彼らに感動さしめ、地元の人情と、優れた物、良い情報を持ち帰っていただく事が大切なのではないでしょうか。21世紀は情報の時代とも言われますが、数多い情報の中でも感動を与える情報も必要です。それは人との出会い交流の場から生まれるものなのです。

 30年近く遍路宿を営んで来て、ある日のことです。初めてお会いした60歳頃の夫婦連れの宿泊客に丁重なお礼を言われたことのときです。其れは、ご夫婦の亡き父が、20年程前に、私共の宿に宿泊した采、大変お世話になったと言う事です。数多い宿泊客なので、私には其の時の事は思い出せませんでしたが、人の感動と言うものは、世代を超えて伝わり続くものだと感じるしだいです。

 此れからの21世紀に四国霊場と遍路道が世界の人々の遺産として、叉、世界中の人が四国遍路として数多く訪れることを祈り、そして、地元の人々との交流が成され良い出会いと感動が生まれるよう切に願うものです。


(C)Copyright 2006 Takayanagi-kan All rights reserved.